都内で新事業のスタートを考えている場合、都心から少し離れたエリアでコストパフォーマンスの良い事務所探しを希望している方もいます。
近年、人気の高まる品川区では、どのような業種の企業が向いているのでしょうか?
今回は、品川区で貸事務所・賃貸オフィスをお探しの方へ向けて、区の特徴や起業のメリット、再開発が進むおすすめエリアなどをご紹介します。
品川区オフィス:特徴・基本情報
都心から南に外れた位置にある品川は、臨海部と山の手に連なる台形に形成され、都会の雰囲気と下町情緒が融合する魅力あふれる街です。
人口は約38万人で、1964年をピークに減少傾向にありましたが1998年以降は増加に転じているエリアでもあります。
住宅地と工業地帯を兼ね備えており、オフィス街も区内に存在していることから、多様な層の人々が暮らす地域といえるでしょう。
東京や新宿駅など都心へのアクセスも優れていますが、通勤ラッシュが比較的少ないことから、通勤・通学の穴場エリアとして人気があります。
新幹線の利用にも便利な駅があるので、新事業をスタートする立場から見ても、社員募集や取引先への交通面で大きなメリットになるといえます。
品川区オフィス:品川区で多い産業
京浜工業地帯の発祥地として戦前から町工場が密集していた品川区。
電気・機械分野で高い技術力をほこる工業集積地として発展してきましたが、現在は本社や研究所のみを残す企業が多くなっているのも特徴の一つです。
また近年では、大崎、五反田地区を中心にソフト系IT産業の進出も進み、現在は製造業とIT企業が融合するエリアとして、他にはない大きな特徴となっています。
品川区オフィス:都会的な街への再開発が進む
開発が完了したように見える山手線沿線でも、五反田、大崎エリアでは駅周辺を中心に大規模な再開発が続いています。
とくに駅前に工場が多く広がっていた大崎駅周辺は、副都心としてふさわしい街づくりの推進を目的に平成14年に「都市再生緊急整備地域」に指定されました。
以降は、工場がオフィスやタワーマンションに変化するなど再開発が続き、新しい都心としても注目されています。
品川区オフィス:起業支援
品川区では、区内の創業・ベンチャーに対する起業支援として、創業支援制度が認定されています。
メリットとしては、登記にかかる登録免許税の軽減、第三保証人などの創業関連保証の枠拡大、創業関連保証の利用開始時期が事業開始6ヶ月前から可能になるなど。
品川区で新事業をスタートする場合、こうした行政からの支援が受けられるので、きちんと確認しておきましょう。
まとめ
東京で新事業開設に向けてオフィスを探している方にとって、品川区は今後のまちづくりの再開発も見据えて大きなメリットのあるエリアです。
下町情緒と都会の雰囲気が融合する、交通のアクセスにも優れた品川区で、起業支援制度をうまく活用しながら新事業をスタートさせていきましょう。
私たち株式会社ダク・エンタープライズでは、品川区にある貸事務所・賃貸オフィスを取り扱っております。
品川区で新規事業をご検討されている方は、ぜひ当社までお問い合わせください。