東京都港区では、産業見本市に出展を考えている中小企業に、補助金を支援する制度があります。
販路拡大のための産業見本市で、会場の使用料や展示装飾などにかかる費用の一部を行政が援助し、中小企業の活性化を支援する制度です。
港区が中小企業を支援する販路拡大のための補助金の制度を利用する条件
販路拡大の絶好の機会である産業見本市、出展のためにはやはりまとまった資金が必要です。
港区では中小企業を中心とした地域産業発展を支援する補助金の制度があります。
利用できるのは、区内に本社・支社を置く中小企業基本法の定義に基づく条件を満たした事業者です。
産業見本市へ出展するための費用である会場使用料、展示装飾費、展示物の輸送費、会場内で使用する配布物の制作費など、補助金の対象には条件があります。
会場使用料・小間料を除き、申請日前に産業見本市出展のため支払った経費や消費税は補助金の対象外になりますのでご注意ください。
また、産業見本市出展後も使用が可能な備品等も対象外です。
受け付けはイベントの開始14日前までとなっていますので、早めに申請の準備をするように心がけてください。
港区が支援する販路拡大のための補助金の申請書類と補助額
補助金の申請は必要書類を揃えて、港区の産業振興課窓口へ直接提出します。
郵送、代理申請は受理されませんのでご注意ください。
提出する主な書類は、以下となっています。
①提出書類確認シート
②同意書
③補助金交付申請書
④産業見本市等出展事業計画書
⑤収支計画書
⑥必要経費見積書
⑦事業税、都民税の納付証明書
⑧開催の概要が分かる出展案内(パンフレット等)
補助額は150,000円~500,000円、または対象経費の1/2です。
国内展示会と海外展示会では補助額の上限が異なりますのでご注意ください。
提出書類①~⑤は港区の産業振興課ホームページからダウンロードできます。
申請書様式や記入方法などよく確認の上、準備してください。
また、補助金の申請に使用する印鑑はすべて同じものを使用し、法人は法務局に登記している代表者印、個人は区に登録している印を押さなければなりません。
出展案内については、外国語で記載されているものは日本語に翻訳したものを添付するよう注意が必要です。
まとめ
中小企業にとって自社の製品をPRする絶好の機会である、産業見本市などの展示会。
会社の成長のため、是非出展して販路拡大に繋げたいですよね。
出展を希望される事業者は、中小企業を支援する港区の補助金の制度のお申込みを検討してはいかがでしょうか。
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