貸事務所・賃貸オフィスは自分の所有物ではないので、自由にレイアウトをすることは難しいと考えている方も多いでしょう。
しかし最近では、DIYが許可されているオフィスが増えてきたので、借りた側が自由に手を加えられるようになりました。
そこでこの記事では、貸事務所・賃貸オフィスをDIYする際のメリット・デメリットについてご紹介していきます。
貸事務所・賃貸オフィスをDIYする際のメリットとは?
貸事務所・賃貸オフィスをDIYすると、以下のメリットがあります。
・低コストで改装できる
・好みの内装を完成させられる
改装するとなると、業者に依頼をすることが一般的でお金もかかってしまいますよね。
しかし自分たちで作業をすることで、費用を抑えられます。
業者に依頼する費用がなくなるため、浮いたお金を事業に費やせることもメリットです。
また通常の借りている事業所は、ある程度内装が決まっていて勝手に手を加えることは難しいですが、DIYをすることで理想のオフィスを作ることが可能です。
従業員が一丸となって内装を考えることで、自分たちが使いやすいオフィスが完成し、内装に携わった分愛着が湧くでしょう。
貸事務所・賃貸オフィスを改装することによって使い勝手が良くなり、仕事へのやる気も出ることがメリットです。
貸事務所・賃貸オフィスをDIYする際のデメリットとは?
貸事務所・賃貸オフィスのDIYをすることについては、以下のデメリットが存在します。
・作業をするのに時間がかかる
・作業が失敗をすることも考えられる
・退去する際に原状回復する必要もある
まずDIYは、完成まで時間がかかることがデメリットです。
大掛かりな作業となると、1〜2カ月は時間が必要になる場合があるため、工事にかかる時間も踏まえて事業所の立ち上げ時期を考えなければなりません。
また改装の他にもやらなければならない仕事はあるので、開業の計画が大幅に遅くなってしまう事態も考えられます。
さらに作業に慣れていない従業員が多いと、作業を失敗してしまう恐れがあります。
たとえば板のサイズを小さく切ってしまうなど、慣れない作業は失敗するリスクが高いですよね。
このように作業に失敗が続いてしまうと、内装の完成が予定よりも遅れる場合があるため注意が必要です。
デメリットの点でさらに覚えておきたいことは、契約によっては貸事務所・賃貸オフィスを退去する際に原状回復しなければならないことです。
オーナーからの指示によっては、退去時には改装した部分を元どおりにしなければならないため手間がかかりますよね。
いくら内装を自由に変えられても、貸事務所・賃貸オフィス自体は借りているものなのでオーナーの指示に従わなければなりません。
また場合によっては、途中から改装をやめるように指示されることもあるので、必ずしも自由が効くわけではないことを覚えておきましょう。
まとめ
以上、貸事務所・賃貸オフィスをDIYするメリット・デメリットについてご紹介しましたが、ご理解いただけましたか?
理想の空間で働くとやる気も出るので、許可を得られた際にはDIYに挑戦してみましょう。
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